仮想通貨(ビットコイン)で何ができるのか?
そもそも、ビットコインとは「インターネット上で発行、取引される仮想通貨の一つ」
です。
この「仮想」という言葉が、硬貨やお札のように目に見えないものなので、「空想上のお金なのか」とか、「どんなことに使えるのか」といった疑問が生じるのも無理はないのですが、ご安心ください。普通のお金と同じように使うことができます。
硬貨やお札としてではなく、ネット上に存在し、安全な取引のために暗号化技術が使用されていることから、「暗号通貨」という呼び方もあります。
仮想通貨(ビットコイン)はどんなことに利用できるのか!?
現在、ビットコインは欧米や、中国、東南アジアなど、多くの国で利用されています。私たちがいつも利用しているお金のような姿形はありませんが、「お金」として「円」や「ドル」と同じように使うことができます。
ビットコインでできることは以下の4つです
1、ビットコインの売買でリターンを得る
現在、ビットコインの利用で最も多く占めるのは「投資」です。
特に中国や欧米で盛んに仮想通貨(ビットコイン)の取引がされています。
日本でも約10ヶ所の「仮想通貨取引所」があり、インターネットを通じでビットコインなどの仮想通貨を売買できます。ビットコインの価格が安いときに買い、値上がりしたところで売れば、その差額をリターンとして得ることができます。
ビットコインの投資はお金に余裕がある人がすることだと思っている人がいますが、ビットコインは数百円からでも売買が可能なので、若い人や、主婦の方でも手軽に投資することができます。
2、買い物の代金などをビットコインで支払う
お店で買い物をしたりする際、現金や、クレジットカードなどで決済することが多いと思いますが、ビットコインでも支払いができる店も増えてきました。
仮に代金が1万円なら、1万円相当のビットコインを支払う形ですね。
支払い方法も簡単で、スマホにビットコイン用のアプリを入れて、お店の端末にスマホをタッチするなどして代金を支払うこともできます。
まだまだ日本では、ビットコインでの支払いを見たことないという方が多いと思いますが、都市圏のお寿司屋さん、焼肉店など、ごく普通のお店ですでにビットコインでの決済が始まっています。
これから、仮想通貨(ビットコイン)の普及に伴い、ますまずビットコインで決済できるお店はどんどん増えていくと考えられます。実際、北米のamazonではビットコインの決済が始まっています。
3、ほかの誰かにビットコインを送る「送金」
たとえば、子供が海外留学をしている、夫が単身赴任で海外に居るといった場合、ビットコインを利用して海外に送金できます。
通常の銀行の海外送金サービスに比べて、手数料が劇的に安いといった特徴があります。銀行の送金サービスの手数料は2000~4000ぐらいですが、ビットコインを利用すれば、手数料は数十円~数百円で済みます。
フィリピンなどでは、ビットコインでの仕送りが主流になりつつあります。
4、小額の寄付や投資に使う「ファンディング」
海外で大規模な災害が起こったときや、紛争地域の医療、発展途上の子供たちの教育で支援金を送ったりすることもできます。
銀行振り込みなどに比べて手数料が安く済みます。
仮想通貨(ビットコイン)でできることのまとめ
ビットコインは硬貨やお札やど実物はありませんが、形のあるお金と同じように使うことができるのです。
電子マネーも開始当時はあまり普及しませんでしたが、便利さから瞬く間に浸透していきました。
ビットコインも遠くないうちに浸透していくことが予想され、今のうちから仮想通貨(ビットコイン)を始めても損はないはずです。